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将来はヴィンテージも 本格派「ノンアルコールワイン」の実力は?!(産経新聞)

 山梨県甲州市のワインメーカー、シャトー勝沼(今村英勇会長)はワインテイストのノンアルコール飲料「Katsunuma Grape」を19日から発売した。ワインと同じ製造過程を通るのだが、発酵酵母を使わないためワインの風味を残しながらアルコール度数が「0・0%」。ビールテイスト飲料が流行しており、今村会長は「ノンアルコール市場が楽しみになってきた」と語った。

 ノンアルコールワインは海外でも作られているが、醸造後にアルコールを消すため、ワインが持つ酸味や渋みが薄れてしまい、アルコールも完全には消えず人気はいまひとつだという。

 同社は4年前からノンアルコール飲料開発に着手した。製造では酵母を加えないことで甘みを抑え、果汁の酸味を生かした。

 特に赤ワイン渋みを緑茶から抽出するという特許製法(出願中)の開発に成功し、結果として「濃いルビー色をして赤ワインの風味を持たせることができた」と、これまでのワインテイスト飲料との違いを強調する。

 同社は130年超の歴史あるワイナリーで、これまで本格ワインを追求してきたが、ノンアルコール飲料の開発には「直営レストランでワインを楽しめないドライバーにもワインが楽しめたら」との発想があったという。

 販売担当者は「製造方法がワインに近いため、ポリフェノールやカテキンが含まれ、カロリーも100ミリ中30キロカロリー」と説明し、健康飲料としても薦めている。ただ、特許出願中とあって、詳しい製造方法は「これ以上お教えできません」という。

 今村会長は「市場の動きをみながら、半年後には白ワインテイストの発売を始めてみたい」とも話した。「Katsunuma Grape」は720ミリリットル入り1本1050円(税込み)。20万本を日本酒類販売会社を窓口に全国販売する。(電)0553・44・0073。

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