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山田農水相 口蹄疫早期終結へ全力(産経新聞)

 「口蹄(こうてい)疫問題はまだまだ燃えさかっている。予断を許さない状況だ。早急にこの問題を解決するよう頑張りたい」。8日深夜、首相官邸で会見した山田正彦農水相。その顔には疲労の色がにじんでいた。

 先月17日から宮崎県の口蹄疫対策本部長として現地入り。7日夕に急遽(きゅうきょ)、東京にとんぼ返りしたばかり。

 7日夜、首相からの農水相就任要請に「引き続き、副大臣として現地対策にあたりたい」と一度は固辞したが、「大臣としてやってほしい」と重ねて要請され、最後には折れた。

 前任は口蹄疫問題の最中に外遊し批判を浴びた赤松広隆氏。農水相は、自殺した松岡利勝氏や事務所費問題で更迭された赤城徳彦氏ら、ここ3年間に11人が交代、自公時代から短期失脚の多い“鬼門”ポストだ。

 かつては司法試験に合格しながら、地元の長崎県五島列島で牧場を経営、弁護士事務所も兼業した異色の経歴の持ち主。口蹄疫への思いも熱く、宮崎県川南町の蓑原敏朗(みのはら・としろう)副町長も「山田氏は、良くも悪くも現場を一番よく知っている人。経験を生かして力添えをいただきたい」と手腕に期待した。

 一方、事務所には支持者から「鬼門だけど頑張って」と皮肉な激励も。山田氏は農水省で記者団に「“鬼門”だといわれている。どうなるか分からないよ」と苦笑いを浮かべた。

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小沢氏「役職ない」うっすら涙…院政警戒の声も(読売新聞)

 民主党小沢幹事長は2日、鳩山首相の退陣表明に伴い、幹事長辞任を表明した。「もうみなさんに会うのは最後」と記者団に語り、今後、要職には就かない考えも示した。

 ただ、小沢グループが党内の最大勢力という構図に変わりはなく、小沢氏は隠然たる影響力を保持するとの見方も根強い。

 「私はもう残務の仕事をするだけ」

 「代表が辞任すれば(私の)役職はない。新しい体制への引き継ぎをするだけの役割だ」

 首相の退陣表明の直後、小沢氏は目に涙をうっすらと浮かべながら、淡々と心情を語った。

 だが、党内で小沢氏のこうした言葉を、額面通りに受けとめる向きは少ない。

 2日午後、国会内で開かれた小沢グループの会合では、小沢氏側近の中堅議員が「小沢氏と今、話をしてきた」と前置きしたうえで、「我々が推す候補の基準は、まず参院選に勝てる候補だ。日本の閉塞(へいそく)感を打ち破る人材を一致結束して推していこう」と訴えた。

 小沢氏は昨年5月、準大手ゼネコン「西松建設」からの違法献金事件で、自らの公設秘書が逮捕されたことなどの責任を取って党代表を辞任したが、直後に鳩山新代表(現首相)のもとで代表代行、政権交代後は幹事長に就任し、権限を把握し続けた経緯もある。

 このため、党内の「反小沢グループ」の間では、「小沢氏は表向き一線を退くものの、田中角栄元首相のように、『政界の闇将軍』となるのではないか」と、“小沢院政”を警戒する声も多い。

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